便秘・ストレス・たんぱく質?|ダイエット中におならが増える50代男性に多い3つの原因と改善策

「最近おならが増えた気がする」「臭いがきつくなった」 そんな悩みを感じる50代でダイエット頑張る男性いませんか?

私も50代になってある習慣を変えてから、おならが増えて臭いがきつくなった時期がありました…

年齢とともに体内では様々な変化が起こりますが、特に腸内環境の悪化や消化機能の低下は、おならの増加に深く関わっています。

本記事では、実際の体験から、おならが増える原因・腸内環境との関係・具体的な生活改善法についてわかりやすく解説します。

「老化現象だから」と放置せず、しっかり対策することで体調も改善されていきます。ぜひご自身の状態と照らし合わせながら読み進めてみてください。

✔ なぜおならが増えるのか?
✔ 食生活との関係は?
✔ どう改善すればいい?

こうした疑問に答えつつ、日常生活で簡単に取り入れられる対策までご紹介。ぜひ最後までご覧ください。


目次

加齢によっておならが増える理由

消化酵素の分泌が減る

50代以降、加齢とともに胃や膵臓から分泌される消化酵素(アミラーゼ・リパーゼ・トリプシンなど)が減少していきます。

これにより、特にたんぱく質や脂質の分解効率が落ち、食べた物が完全に消化されないまま腸に送られるようになります。

腸内では未消化の食べ物が悪玉菌のエサとなり、発酵・腐敗ガス(メタン・硫化水素など)を大量に発生させます。これが、おならの回数や臭いの強さの原因

食べ物の内容の変化も必要になってきますね。

腸の動きが弱くなる

「ぜん動運動」とは、腸が収縮と弛緩を繰り返して内容物を前に送る運動のことです。

加齢により、このぜん動運動のリズムが鈍化・不規則化長く滞留

その結果、発酵・腐敗が進行し、おならの回数が増え、腹部膨満感や不快感が生じる

さらに、「1回のガス量が多い」「音が大きくなる」といった変化も起こりやすくなります。

腹筋や体幹の衰えも原因

排便やガスの排出には、腹筋(腹直筋・腹横筋)や骨盤底筋群の協調的な動きが必要です。しかし50代以降は運動不足や代謝の低下により、これらの筋力が落ち、以下のような影響が出ます。

腸の「押し出し力」が弱まるガスが腸内に溜まりやすくなる肛門括約筋の制御が弱まり、「勝手に出る」ことが増えるまた、座りっぱなしの生活や猫背などの姿勢の悪さも腹圧低下を招き、ガスの排出を妨げます。


おならが増える食生活とは

肉・脂質中心の食事が引き起こす“発酵地獄”

肉や揚げ物などの高タンパク・高脂質の食品は、消化に時間がかかるうえに、腸内に届いたときに悪玉菌のエサになりやすいという特徴があります。

悪玉菌が肉のたんぱく質を分解すると、インドール・スカトール・アンモニア・硫化水素といった強烈な臭いを持つガスが生成されます。これが、いわゆる「腐敗臭を伴うおなら」の正体です。

また、脂質が多い食事は胃の排出速度を遅らせるため、消化全体が遅延

加齢で消化能力が落ちる50代男性にとって夕食に焼肉+ビール+揚げ物という組み合わせは、おなら製造機になってしまう可能性大です。


乳製品の摂りすぎと“隠れ乳糖不耐症”

牛乳・ヨーグルトなどに含まれる乳糖(ラクトース)は、本来小腸で「ラクターゼ」という酵素によって分解されます。

しかし、日本人の約8割は加齢とともにラクターゼ活性が低下。腸内細菌によって発酵膨満感・下痢・おならが増える。

これがいわゆる「乳糖不耐症(にゅうとうふたいしょう)」と呼ばれる状態で、50代以降に突然発症するケースもあります。 症状が気になる場合は、一度乳製品を控えて経過観察してみましょう。

また、 食物繊維の“急増”も逆効果になることもあります。 腸内環境を改善したい!と意気込んで、いきなり野菜や雑穀を大量に摂る方もいますが、これはNGです。 というのも、長年食物繊維の摂取が少なかった腸は、発酵に慣れておらず、腸内細菌が暴走気味にガスを生成 。結果として、おならが増える・張る・臭くなることがあります。

何事も急にやると体が驚いてしまいますね…

ストレスもおならを悪化させる

自律神経の乱れが腸に直結する理由

腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど、自律神経の影響を強く受ける臓器です。ストレスを感じると、交感神経が優位になり、腸の働きを担う副交感神経の活動が抑制されます。

これにより、腸のぜん動運動が低下し、便秘傾向に。滞留した便が発酵・腐敗し、ガスの発生量が増加するのです。

さらに、ガスをうまく排出できない腸の状態=おならがたまりやすい体質に近づいてしまいます。

慢性的なストレス状態では、「過敏性腸症候群(IBS)」と呼ばれる機能性の腸トラブルに移行することもあり、下痢・便秘の繰り返しや、頻繁なおならが日常生活に支障をきたすことも。

私はストレス過多な時期は下痢を繰り返しました…


ストレスは“腸に悪い食生活”を呼び寄せる

強いストレス下では、無意識のうちに高脂質・高糖質・刺激物の多い食事を好みます。

こんな経験ありませんか?

  • 仕事帰りのコンビニ弁当・揚げ物・ビールの習慣化
  • 間食のスナック菓子・カップ麺で済ませる昼食
  • 朝は菓子パンと甘いコーヒーで済ませてしまう

こうした食生活は、腸内の善玉菌を減らし、悪玉菌の優位な腸内フローラに変化させます。

結果としてガスの発生源が多い腸内環境の悪循環となります…



よくある誤解と対処の落とし穴

  • 「おならが臭くなければ大丈夫」 → 臭くないガスでも腸内バランスの乱れのサインです。
  • 「市販のサプリで整えるだけでOK」 → 生活習慣の見直しなしの効果は薄いです。

対症療法だけでなく、原因にアプローチすることが重要です。


食事改善で腸を整える

たんぱく質は50代のダイエットにも大切だが、摂り方次第で便秘の原因にも

50代になると、筋肉の維持や代謝を意識してたんぱく質の摂取を増やす人も多いでしょう。

私も同じでした。ダイエットのためにプロテインや肉類中心の食事を意識し始めたところ、便通が悪化し、おならの臭いもきつくなってしまったのです。

たんぱく質は腹持ちが良い=消化に時間がかかるという事実。そして、それを腸内で適切に処理するには、同時に食物繊維を十分に摂る必要があるということでした。

現在は、ソイプロテインなど植物性たんぱく質に切り替えつつ、腸に優しい野菜や発酵食品を意識することで改善されています。

同様に、半熟卵やゆで卵を活用したたんぱく質摂取法も、腸に負担をかけずに筋肉を維持したい方には有効です。

おすすめの食材

  • 納豆・キムチ・ぬか漬けなどの発酵食品
  • ごぼう・大根・アボカド・りんごなどの食物繊維
  • オートミールやもち麦などのプレバイオティクス

控えたい食品

  • 揚げ物、ソーセージ、脂身の多い肉
  • 乳製品(牛乳・チーズ)※体質により
  • 糖分の多い菓子類

運動と生活習慣で腸を動かす

軽い腹筋運動・ウォーキング

腹部に適度な刺激を与えることで、ぜん動運動が促され、便秘・ガスの解消に繋がります。

腸マッサージ

おへそを中心に「の」の字を書くようにマッサージすると、腸が刺激され排出がスムーズになります。

水分摂取も忘れずに

水分が不足すると便が硬くなり、排便困難→ガス溜まりを招きます。こまめな水分補給を心がけましょう。


誰かに相談するのも立派な対策

ダイエットやおならの悩みはデリケートで、なかなか人に相談しづらいものです。

ただし放置すれば、腸内環境の悪化だけでなく、QOL(生活の質)の低下やメンタル面の負担にもつながります。実は、オンラインで相談できます


ダイエットやおならや腸内環境の悩み、気軽に話してみませんか?

私も同世代の一人として、体の変化には悩まされてきました。

今では、腸活・習慣改善のアドバイスをオンラインで受けられる便利なサービスも増えています。

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まとめ|おならは体からのサイン

おならが増えるのは、「体内環境が変わってきているよ」というサインです。

50代男性にとって、腸内環境を整えることは、健康維持だけでなくメンタルの安定や睡眠の質にも関わってきます。

・食事の見直し
・軽い運動
・ストレスケア

この3つを意識するだけでも、腸はきちんと応えてくれます。

ぜひ、今日から「おならケア」を始めてみてください。

ここまでお読み頂きありがとうございます。

X(旧Twitter)では日々40代からのダイエットについて発信しています。

過去サンクチュアリ出版でダイエットの講演も行ってます。

不規則な生活のサービス業でも実施できてる再現性の高い内容です。


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