朝の通勤中にお腹の出っ張りが気になったのは、40代に入ってからだった。
「痩せたいなら運動と食事」と言われ続けて、ランニング・ジム通い・糖質制限も試したけれど、どれも続かない。
そんな私が変われたのは、朝にMCTオイルを取り入れた。ただそれだけの習慣だった。
そして夕方のランニング前にMCT入りのブラックコーヒーを1杯飲むだけで、汗の量が明らかに違った。
この記事では、40代の私が食事制限なし・運動少なめでも体脂肪を落とせた、
「朝×MCTオイル×有酸素運動」で痩せる生活の作り方を、実体験とデータの根拠とともに紹介します。
40代は朝を変えれば痩せる|MCTオイルと有酸素運動の意外な
脂肪は運動すれば燃える――そう思っていませんか?
実は、体が「脂肪を使うモード(脂質代謝モード)」に入っていなければ、運動中も脂肪ではなく糖ばかりがエネルギーとして使われてしまいます。
さらにやっかいなのが、糖が不足した状態で運動をすると、体はエネルギーを補うために「筋肉を分解してアミノ酸を取り出す」ことすらあるということ。
これはいわゆる“カタボリック(異化)状態”と呼ばれ、ダイエットのつもりが筋肉を減らして代謝を下げる結果につながる危険性もあります。
特に40代以降は、年齢とともに筋肉量が減少しやすく(=サルコペニアのリスク)、基礎代謝の低下によって脂肪燃焼モードへの切り替えがスムーズにいかなくなるのです。
そのため、“何も食べずに運動”や“朝イチのランニング”は、脂肪燃焼どころか筋肉を失う結果になりかねないという落とし穴があります。
この「脂肪を使うスイッチ」をうまく入れるために有力なのが、MCTオイル(中鎖脂肪酸)です。
MCTオイルが脂肪燃焼を加速させる理由
MCT(中鎖脂肪酸)は、ココナッツオイルなどに含まれる特殊な脂質で、一般的な油(長鎖脂肪酸)よりも分子構造が短く、消化・吸収・代謝が圧倒的に早いのが特徴です。
摂取されたMCTは小腸から素早く吸収され、直接肝臓へ送られ、すぐにエネルギーとして使われます。
このとき、体はケトン体(脂肪由来の代替エネルギー)を生成し始めます。
ケトン体とは、本来“糖質が足りないとき”に体が脂肪を分解して作るもので、脳や筋肉のエネルギー源として働きます。
つまりMCTオイルを摂ることで、意図的にケトン体を作り、体を強制的に「脂肪を燃料にするモード」に切り替えることが可能になります。
つまり、MCTオイルには次のようなメリットがあります:
- ✅ 空腹時でもエネルギー切れしにくい
→ 朝食を抜いた状態でも脳や筋肉に安定したエネルギーを供給。集中力やパフォーマンスを維持できる。 - ✅ 運動時に脂肪が燃えやすくなる
→ ケトン体が出ている状態では、体が優先的に脂肪をエネルギーとして使おうとするため、ダイエット効果アップ。 - ✅ 食事制限なしでも代謝が高まる
→ MCTオイルの熱産生効果(Thermogenesis)により、摂取直後からエネルギー消費量が増加。脂肪蓄積を抑える作用も期待される。
とくに40代は、加齢とともに基礎代謝が落ち、脂肪が蓄積しやすくなります。
この代謝低下にあらがう意味でも、MCTオイルは“燃やせる体質”を作る土台として非常に有効です。
【朝】私が続けている「プロテイン+MCTオイル」置き換え習慣
私がまず実践しているのは、朝食の置き換えです。
今までは朝食は食べなかったのですが、今はこの方法で代謝を向上しています。
朝のルーティン(食事編)
- 牛乳(水でもOK)+ソイプロテインに、MCTオイルを小さじ1(約5g)加える
- 朝はこの1杯だけ。炭水化物は基本食べない
- 飲んだあとは、仕事や家事に集中できるほど空腹感も出ない
この方法を始めてから、間食や夕方のドカ食いも自然と減り、3週間でウエスト−3cm、体脂肪−1.5%という変化が出ました。
▶ 朝食のプロテイン置き換えについては、以下の記事で詳しく紹介しています:
40代のダイエットにはソイプロテインがいい理由

【夕方】ランニング前に「MCTオイル+ブラックコーヒー」
もうひとつ習慣にしているのが、夕方の有酸素運動前の準備です。
週2回程度、仕事終わりに30分ほどの軽いランニングをしているのですが、その30分前に飲むのが、ブラックコーヒー+MCTオイルのコンビです。
☕ コーヒーとMCTの相乗効果
- カフェインが交感神経を刺激し、脂肪分解をサポート
- MCTオイルが素早くケトン体を作り、脂肪を燃焼する回路をONに
このコンビを夕方の運動前に取り入れるだけで、体がまるで脂肪燃焼モードに切り替わったような感覚になります。

MCTオイルの効果は、研究でも証明されています
「MCTオイルは本当に脂肪燃焼に効くのか?」という疑問に対して、実際の研究でも有効性が示されています。
2008年|AJCN(The American Journal of Clinical Nutrition)
カナダのMcGill大学が行った研究では、肥満傾向の成人男性49名を対象に、MCTオイル群とLCT(一般的な植物油)群に分けて12週間の比較実験を実施。
その結果、MCTオイルを摂取したグループは、LCT群よりも体脂肪・内臓脂肪ともに有意に減少していることが明らかになりました。
また、体脂肪率の変化量は平均1.7%以上の差が出たと報告されています。
研究者は「MCTの摂取は、LCTと比べてエネルギー消費と脂肪酸酸化が促進されるため、肥満予防・改善のサポートになりうる」と結論づけています。
2015年|Nutrition & Metabolism
別の研究では、運動前にMCTオイルを摂取すると、脂質代謝がどのように変化するかを検証。
被験者にMCTを摂取してトレッドミル運動(中強度)を行わせた結果、運動中のエネルギー源として糖質より脂質(特に脂肪酸)の利用割合が増加し、同時に血中ケトン体濃度も上昇していることが確認されました。
このことから、MCTオイルは「脂肪を燃やしやすい状態(ケトーシス)」を早期に誘導する可能性があると結論づけられています。
つまり、「脂肪燃焼のために運動をするなら、運動前のMCTオイル摂取が有効」というのは、理論だけでなく実験でも裏付けられているのです。
私が愛用しているMCTオイルは「仙台勝山館」
私が続けているのは、仙台勝山館のMCTオイル(450g)です。
このMCTオイルを選んだ理由
- 無味無臭なので、コーヒーやプロテインに混ぜても味を邪魔しない
- 中鎖脂肪酸100%の高純度で、ケトン体生成がスムーズ
- 毎日使ってもコスパが良く、継続しやすい
特に40代以降のダイエットは「習慣化」がすべて。
このMCTオイルは無理なく日常に溶け込み、自然と“痩せ体質”を作ってくれます。
※私はサラダはマヨネーズ派ですが、一緒にMCTオイルもかけてます。
▶ MCTオイルはこちらから購入できます
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