「ちゃんと運動してるのに、ぜんぜん痩せない…」
一旦痩せてもすぐ戻る…
40代になってから、そんな悩みを抱えていませんか?
毎日歩いて、ジムにも通って、汗もかいてるのに——体重計の数字がビクともしない。
実はこれ、あなただけではありません。
40代のダイエットで最も多い失敗が、「運動しているのに痩せない」という現象です。
この記事では、その理由とともに、なぜ運動よりも“食事管理”が重要なのかを解説します。
最後まで読めば、努力が結果に結びつく「痩せ方の本質」がきっと見えてくるはずです。
「これだけ動いてるのに…」なぜ体重は減らないのか?
頑張ってるはずなのに体型が変わらない40代のリアル
たとえば、平日は会社まで30分歩いて、休日はジムで筋トレや皇居でランニング。
それなりに運動している自負があるのに、なぜかお腹まわりがスッキリしない。
そんな人が増えています。
原因は簡単。「食べている量」に気づけていないだけです。
実は“動いた分だけ太る罠”にハマっている?
運動した直後、「今日はいっぱい動いたし、ご褒美にラーメンでもいいよね」…
そうして知らず知らずのうちに、消費したカロリーを超える摂取をしてしまっているのです。
これはダイエットにおいて非常にありがちな“罠”です。
運動してるのに痩せない理由|見逃されがちな4つの原因
① 運動後に「ご褒美」を食べてしまっている
汗をかいた後、つい食べたくなるのがスイーツや炭水化物。
でも、たった1個のあんぱん=約300kcal、ランニング30分で消費できるカロリーもほぼ同じ。
これでは「±ゼロ」。むしろ、オーバーしている可能性すらあります。
② 消費カロリーが思ったより少ない
ウォーキング30分の消費カロリーは、せいぜい100〜150kcal。
おにぎり1個分にも届きません。
つまり、ちょっと食べればすぐに“元通り”なのです。
③ 運動によって“安心感”が生まれ、食欲が増す
「運動したし、多少食べても平気だろう」
この安心感が、かえってダイエットを遠ざけます。
人間の脳は運動後に「空腹ホルモン(グレリン)」を分泌しやすく、食欲が増す仕組みがあることも要因です。
④ ホルモンバランスが乱れている(40代の代謝低下)
40代は筋肉量が落ち始め、基礎代謝も下降気味。
さらにストレスや睡眠不足も重なると、脂肪を溜め込みやすくなるホルモン(コルチゾール)が増え、痩せにくくなるのです。

40代の体は「運動だけ」では痩せにくいようにできている
「カロリー消費」より「カロリー摂取」が圧倒的に大きい
ダイエットは「消費>摂取」が原則。
でも実際は、摂取カロリーのほうがはるかに簡単に増えてしまいます。
ジュース1本で200kcal、菓子パン1個で400kcal…
運動で消費するのは本当に大変です。
ジョギング1時間しても、ラーメン1杯で帳消し?
成人男性がジョギング1時間で消費するのは約500kcal。
でも、ラーメン1杯で約600〜700kcal。
しかも糖質+脂質で血糖値が急上昇、インスリンが大量分泌され脂肪を溜め込みやすくなります。
つまり、「運動してるから食べていい」は、完全に逆効果なのです。
痩せる人がやっている“食事の工夫”とは?
「食事管理」を“習慣化”している
痩せている人の多くは、食事に対して意識が高い。
毎日記録をつけたり、何を食べたかを見直したり。
食事管理は一度習慣になれば、それほど大変ではありません。
▶︎詳しくは:食事管理がダイエット成功の鍵
摂取カロリーを「見える化」している
アプリやメモ帳で、カロリーやPFC(たんぱく質・脂質・炭水化物)を記録している人も多いです。
体重や体脂肪率と合わせて記録すると、「増えた理由」が見えてくる。
この“見える化”こそが、リバウンドを防ぐ最大の武器です。
まとめ|痩せたいなら「食事の見直し」が最優先
40代以降のダイエットにおいて、「運動してるのに痩せない」のは珍しいことではありません。
その原因の9割は、“食事”の見落としです。
もちろん、運動は健康にいいし、筋肉を保つためには欠かせません。
でも、「脂肪を落とす」ためには、まず食事管理。
運動+食事管理=最強
でも、時間がない人は、まず“食事”から見直しましょう。
あなたの努力が、ちゃんと結果に結びつくように。
今日から、「食べ方のクセ」を少しずつ見直してみてください。
ここまでお読み頂きありがとうございます。
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過去サンクチュアリ出版でダイエットの講演も行ってます。

不規則な生活のサービス業でも実施できてる再現性の高い内容です。
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